おせちには決まった形は無いのです
おせち料理と言うとどんな物を思い浮べるでしょうか。3段位の重箱にぎっしり詰まったお料理、伊達巻に黒豆に昆布巻と言う様な定番的な料理と言うものではないでしょうか。
そのイメージが強すぎる為か、おせち料理はこうじゃなくてはならないと言う様に思い込んではいませんか。実は決まった形が有る様に思うおせちには決まった形は無いのです。
実はおせち料理と言うのはユーモア溢れる、庶民文化から出てきた料理なのです。
例えばおせちの定番的な料理である「黒豆」、意味合いは「健康に過ごせます様に」と言う事ですが、「まめに過ごせます様に」と言うだじゃれ的な意味が含まれています。また、「昆布巻」は「よろこぶ」に掛けていますし、「数の子」も粒がたくさんあるのに掛けて「子沢山」「子孫繁栄」の意味が有ります。
この様におせちのメニューはだじゃれや例え話にちなんだメニューが多いのがお分りいただけるかと思います。ですから自分で意味付けしたメニューをお好きな様に入れてあげて良いのです。
基本的にはタブーが無いと思うのですが、おせち料理は年の初めから食べるとても縁起が良い料理になります。ですからその場に相応しいおめでたい意味を付けて貰えれば良いのではないかと思うのです。
とは言ってもそんなに堅苦しく考える事は有りません。自分なりの意味付けで良いのです。また、料理の数は奇数がめでたいと言われています。もし偶数になってしまったら何かで仕切りをする事で料理の数を一つ増やすと意味付け出来ますのであまり気にしないで下さいね。
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