おせち
重箱、エントリー一覧
- おせち料理で使われる重箱について
- おせち料理で良く使われるのが重箱です。重箱を使うのはおせち料理の時だけなんて思っている方もいると思いますが、結構五節句等、色んな所で使われているのです。重箱には四季を表していると言われる四段重ねを使うのが正式な様ですが、一般家庭においては三段重ねの略式を使っている所が多い様です。【一の重】口取りと言って、きんとんや伊達巻、蒲鉾、錦玉子等、簡単につまめる様な物が多く入っています。【二の重】焼き物を主に詰めますが、海老の鬼殻焼きや焼き魚、焼き豚等焼き物を中心に詰められています。【三の重】煮物を主に詰...
- おせち料理を家庭で作る時には出汁が命
- おせち料理を家庭で作る時のお話ですが、ちゃんと出汁を取って作る事が最大のポイントとなります。もちろん市販されている出汁でも良いのかもしれませんが、自分で出汁を取ってそれを使うとまた一味も二味も違ったおせち料理が作れると思います。おせち料理には、煮しめが有ったり雑煮が有ったりして、出汁がポイントとなる料理がたくさん有ります。出汁に一手間をかけるだけで、料理の腕がグッと上がった様な、おせち料理もワンランク上がった様な感じになりますよ。出汁の取り方はとても簡単です。先ず、昆布に切れ目を入れて水に30分...
- おせちは気持ちがこもった料理なのです
- 11月に入ると今年も残すところ後2ヶ月も無い。来月に入ったらお正月の事とかも考えなくては。なんて考えてくる季節だと思います。一年なんてあっという間に過ぎてしまいますよね。年末に向けての時期は、今年を無事に安全に過ごせたと言う感謝の気持ち、来年も無事に幸せに過ごせますようにと言う祈りの気持ちを込めておせち料理を作る時期でもあるのです。一年を振り返ってみて、あなたにとって今年はどんな年だったでしょうか。良い年だったでしょうか。悪い年だったでしょうか。おせち料理を作ったり食べたりする時に、そのおせちの...
- 何故「おせち」と呼ばれる様になったのでしょうか
- 新年を祝う為に、お正月に食べるお祝いの料理の事を「おせち料理」と呼んでいます。実は「おせち料理」と呼ぶ様になったのは戦後からの事で、本来は今みたいにお正月に食べるお祝い料理の事ではなかったみたいです。おせちは「お節供(おせちく)」と元々呼ばれていて、その略称だと言われています。またその他にも「節供」と呼ばれたり、「節会」と呼ばれたり、「節日」と呼ばれたり様々な呼ばれ方をしていたと言います。この呼ばれ方をしていた日は1年の中でも特に重要と言われる神様祀りをする日とされていたそうで、この日に限っては...
- 何故お正月にはおせちを作るのでしょうか
- おせち料理は昔、お供物の一つとして神前に供える物でした。ですからお正月だけではなかったのです。でもお正月だけは何故かおせちが他よりは豪華に作られていたそうです。それは何故でしょうか。お正月はその年の始まりになります。その年の行く末を決めてしまう力を持った特別な神様がお正月に来ると言われていて、それ故に特別におもてなしをする必要あったのです。だから特別感を出す為に他のお供物よりは豪華に作っていたのです。また、お正月に来る神様は火が苦手なのと大きな音が苦手です。ですから苦手な物をあまり出さない様に料...
- おせち料理の歴史
- おせち料理は歴史が古く、話は平安時代にまで遡ります。平安時代の中でも貴族の階級の方達の中では、1月1日のお正月、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句と言った五節供には神前に料理をお供物として供え、悪魔払いや邪気払いをしていたと言われています。この時にお供えしていた料理を「お節供」(おせちく)と呼ばれていた為に、今は「おせち」と呼ぶ起源になっている様です。おせちが作られた当初の頃は、貴族社会で浸透していた為に庶民に取っては高嶺の花と言う様な存在だったそうです。おせちの原形が作られたのは平安時代...